根室本線 金山湖から空知トンネルへ 〜冬〜

Winter-Twilight

凍てつく空気を裂いて、キハ40系が走ります。

ギャラリー

時間

もうすぐ夜明け。列車が来る前のひととき。

凍る金山湖を渡り金山から東鹿越へと伸びる根室本線の線路
SONYα6400 + SEL35F18 f1.8 1/5s

まだ夜の暗さが残るなか、始発列車がやってきました。

夜明け前の根室本線を東鹿越から金山へと走るキハ40系
SONYα6500 + TAMRON A057 E 150-500mm F5-6.7 f5.0 1/125s

ヘッドライトがレールと橋梁を光らせます。

夜明け前の根室本線を東鹿越から金山へと走るキハ40系
SONYα6500 + TAMRON A057 E 150-500mm F5-6.7 f5.0 1/125s

構図

橋を渡る手前、向こう岸を切り取りました。冒頭の写真と同じ列車です。

根室本線を東鹿越から金山へと走るキハ40系
SONYα6500 + TAMRON A057 E 150-500mm F5-6.7 f6.3 1/250s

天候

晴天

この日は晴れ間がのぞきました。朝日に浮かび上がる木々の美しさに息を呑みました。

根室本線を東鹿越から金山へと走るキハ40系
SONYα6500 + SEL85F18 f7.1 1/400s

まだ低い日の光が陰影を生み、列車と橋梁の重厚感を強調してくれました。

凍る金山湖を傍目に根室本線を東鹿越から金山へと走るキハ40系
SONYα6500 + SEL85F18 f7.1 1/400s

(2024/02/21追記)

曇天

雪が微かに舞う、薄暗い曇天の朝です。

凍る金山湖を傍目に根室本線を東鹿越から金山へと走るキハ40系
SONY α7III + SIGMA 85mm F1.4 Art020 E f8.0 1/400s
根室本線を東鹿越から金山へと走るキハ40系
SONY α7RIV + SIGMA 135mm F1.8 Art017 E f10 1/800s

車両

根室本線の滝川から東鹿越までのこの区間は、キハ40系の普通・快速列車が運行されています。

この北海道色だけではなく、一部は急行宗谷色や朱一色の首都圏色などに塗装された車両で運転されています。

同じ場所で

他の季節に

霧と深緑の風景です。

別の角度から

橋梁を渡る列車を横から望む風景です。

撮影情報

日時・場所

2021年12月下旬の6時〜9時頃と2023年12月下旬の9時頃に、北海道空知郡南富良野町で撮影しました。

撮影した場所 (撮影地)

北海道旅客鉄道 根室本線 東鹿越→金山 間の「空知トンネル」東側坑口付近の上を通る、道道465号線の道端です。

43.14111612890343, 142.47799554866043

撮影の様子

撮影地周辺の様子

たしかこの時は気温が氷点下20℃ぐらいだったと思います。

寒さに耐えながらの撮影でした。

(2024/01更新)

保線通路の階段近くは、立ち入りができなくなっていました。
道路上からフェンス越しに撮影はできますが、広角の構図は取りづらくなりました。

撮影地周辺の様子
撮影地周辺の様子

撮影後記

ここを含む根室本線 富良野〜新得の区間は、廃止の方向で調整が進んでいるようです。残念ながら近い将来、この光景は過去のものとなります。

深緑の季節にも訪問したことがありますが、紅葉も美しいようです。季節の移ろいに加えて、構図も色々と切り取れる素敵な場所です。叶うことなら、まだ何回か通いたいと思っています。

(2023/03/31追記)

この区間を含む、根室本線 富良野〜新得 間の路線廃止が決まってしまいました。

根室線(富良野・新得間)の鉄道事業廃止届の提出について
JR北海道 ニュースリリース

2024年4月1日を以て路線廃止となるとのこと、列車が走るのはあとちょうど1年です。

この絶景が失われてしまうのが、残念でたまりません。

(2024/04/01追記)
本日を以てこの区間は廃止となり、列車が行く風景は過去のものとなりました。

タイトルとURLをコピーしました