四季や時に移ろいゆく情緒あふれる鉄道の風景から、春の日中の写真をご紹介します。

東武東上線 玉淀駅脇
関東平野と秩父山地をつなぐ寄居の街。流れる荒川へと合流する小さな河川の脇を、古豪の電車が走ります。

関水金属関水本線 箱庭を覗く
植栽の中を緩やかに曲がりながら敷かれた線路と、そこを走る動態保存の車両たち。茂みのわずかな切れ目の先に、まるで鉄道ジオラマのような風景を見つけました。

関水金属関水本線 新緑のカーブ
雨に艶めく新緑の中を、小さな機関車と小さな客車がゆっくりと進みます。

八高線 菜の花の踏切
菜の花が春の風に揺れる、あたたかな午後。鉄橋を渡る列車の音がだんだんと近づき、大きく汽笛を鳴らした列車が、小さな踏切を駆け抜けます。

八高線 越辺川の桜並木
とある春の日の昼下がり。越生の街に続く桜並木の向こうを、列車が渡っていきます。

阪急甲陽線 夙川の桜
川に張り出した桜の隙間に、マルーン色の車両が顔を覗かせます。

阪急神戸本線 都賀川の桜
最高115km/hで阪神間を駆け抜ける列車たち。川を渡る一瞬を、桜並木が見守ります。

因美線 桜のトンネル
桜の下の線路を抜けて、列車は次の駅へと向かいます。

因美線 桜の駅
空を覆う桜の大木の下、小さな駅に列車が停まります。

因美線 一本桜
ちょうど線路の高さへと伸びる桜の木。ゆっくりと駅に近づいてくる列車の車窓は、きっと桜の花で埋め尽くされているでしょう。