四季や時に移ろいゆく情緒あふれる鉄道の風景から、冬の朝や夕方の写真をご紹介します。

牟岐線 田井ノ浜
夏には海水浴で賑わうこの浜も、冬の早朝は静かです。まもなく廃止となる特急「むろと」が、ゆっくりと海辺を進みます。

上越線 氷霜列車 〜再出発〜
浦佐駅での休憩を終えて、霜取りの続きへと出発する後ろ姿を見送ります。

上越線 氷霜列車 〜休憩〜
どんなに雪が降ろうともここなら安心。新幹線の高架下で、霜取り列車がしばしの休憩です。

阪神本線 戎の杜 〜冬〜
後ろに見えるは「えべっさん」を祀る西宮神社の杜。折れ曲がる参道を駆ける福男候補よろしく、曲がりくねる阪神本線を俊足自慢のジェットカーが走り抜けます。

野岩鉄道 龍王峡駅
いまは冬至近くの暗い夕方。苔の擁壁と、枯れ枝の屋根。トンネルに挟まれた谷間の駅に、列車がゆっくりと停車します。

浜川崎支線 首都高と産業道路の下
京浜工業地帯を貫き、大型車が行き交う首都高と産業道路。その向こうに垣間見える終着駅の小さなホームで、列車が出発の準備を整えます。

浜川崎支線 転線
東海道を行く貨物が行き交う複線の線路から、支線の小さな終点のホームへ。2両編成の短い体をうねらせて、いくつものポイントをゆっくりと進みます。

八高線 両開き分岐器
単線の交換駅に架かる跨線橋から見下ろす構内。列車の前照灯に、両開きの分岐器が光ります。

伯備線 日羽駅
トンネルの向こうの次の駅へと、普通列車が無人駅を発ちます。

伯備線 トンネルの狭間 〜上り〜
トンネルとトンネルに挟まれた無人駅へと向けて、特急列車が駆け下りてきます。