東武東上線 入間川橋梁 〜夏、薄暮の頃〜

Summer-Twilight

夕闇の深まる橋上ですれ違う、ラッピング車両とヘッドマーク付き車両。色彩豊かな列車たちと光る線路が創り出した、賑やかな風景です。

夕闇の入間川橋梁ですれ違う東武50090系「川越アートトレイン」と東武50000系
SONYα6400 + TAMRON A057 E 150-500mm F5-6.7 f5.6 1/400s

ギャラリー

構図

50000系を後追いで

夕暮れの入間川橋梁を渡り東武東上線を霞ヶ関から川越市へと走る東武50000系
SONY α7III + TAMRON A057 E 150-500mm F5-6.7 f6.7 1/400s (cropped)

「東京スカイツリータウン開業10周年」と「東武百貨店池袋店開業60周年」を記念した2つのヘッドマークステッカー付きです

夕暮れの入間川橋梁を渡り東武東上線を霞ヶ関から川越市へと走る東武50000系
SONY α7III + TAMRON A057 E 150-500mm F5-6.7 f6.7 1/400s (cropped)

尾灯がレールに反射します。

車両

50090系「TJライナー」

夕暮れの入間川橋梁を渡り東武東上線を川越市から霞ヶ関へと走る東武50090系TJライナー
SONY α7III + TAMRON A057 E 150-500mm F5-6.7 f6.7 1/400s (cropped)

TJライナー送り込みの快速急行で走る、50090系川越アートトレイン編成

夕闇の入間川橋梁を渡り東武東上線を霞ヶ関から川越市へと走る東武50090系「川越アートトレイン」
SONYα6400 + TAMRON A057 E 150-500mm F5-6.7 f5.6 1/400s

地上線運用に就く東武9000系

夕闇の入間川橋梁を渡り東武東上線を霞ヶ関から川越市へと走る東武9000系
SONY α6400 + TAMRON A057 E 150-500mm F5-6.7 f5.6 1/400s

3色LEDだった頃の東武30000系

夕暮れの入間川橋梁を渡り東武東上線を川越市から霞ヶ関へと走る東武30000系
SONY α7III + TAMRON A057 E 150-500mm F5-6.7 f6.7 1/400s (cropped)

東京メトロ10000系

夕暮れの入間川橋梁を渡り東武東上線を川越市から霞ヶ関へと走る東京メトロ10000系
SONY α7III + TAMRON A057 E 150-500mm F5-6.7 f6.7 1/400s (cropped)

私鉄の他社直通路線だけあって、通過する形式は多種多様。東上線の各形式に加えて、東京メトロ10000系や17000系、東急5050系を見ることができます。

同じ場所で

他の季節に

冬の柔らかな陽射しの中で撮影した風景です。

路線概況

地理

東京都豊島区の池袋駅から埼玉県大里郡寄居町の寄居駅までの75.0kmを結びます。武蔵野台地の北端を荒川に沿って進み、都会の街並みから郊外の住宅地を経て田園風景の中へと走りますが、終点近くとなると張り出した秩父山地の山裾を縫うように走り、変化に富んだ車窓を見せてくれます。

日中は森林公園、それ以外の時間は小川町で運行系統が分かれています。郊外方面は4両編成のワンマン列車が往復するローカル路線の雰囲気ですが、都心方面は10両編成の急行や準急が頻繁に発着する都市近郊路線です。和光市駅を経由して東京メトロ有楽町線・副都心線との直通運転が行われているため、東京都心だけでなく横浜方面へのアクセスも良好です。通勤需要に加え、「小江戸」で親しまれる川越への観光客輸送にも力を発揮しています。

池袋を出た列車は、低層の建物が立ち並ぶ中を急曲線と踏切で抜けていきます。成増で武蔵野台地の縁に出ると、東京メトロ有楽町線が合流。そこから川越までの間は、荒川の支流が「切った」いくつもの谷を盛土や切通を組み合わせて越えていきますが、直線の多い線形ゆえに列車は快走します。残念ながら「小江戸の街並み」は望めないものの、川越を過ぎると車窓には田園風景が目立ち始めます。入間川、越辺川、都幾川と渡り、検修区のある森林公園を経て線路は山間へ。単線となって峠を越えると、列車は「和紙の街」小川町に到着します。

撮影情報

日時・場所

2022年8月中旬の18時〜19時頃に埼玉県川越市で撮影しました。

撮影した場所 (撮影地)

東武鉄道 東上本線 川越市→霞ヶ関にある東171踏切の脇です。

35.9240945460444, 139.44953015251292

撮影の様子

撮影地周辺の様子
撮影地周辺の様子

蚊と闘いながらの撮影でした。

撮影後記

薄暮の頃に会えた、カラフルで眩しい冒頭の一枚。なんだか、子供の頃に遊んだ夏祭りの情景を思い起こします。

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