八高線 神流川堤防の朝

Spring-Twilight

まだ肌寒い3月の早朝。鉄橋の音が静寂を破り、登ったばかりの朝日がやってきた列車を微かに照らします。

神流川を越え八高線を丹荘から群馬藤岡へと走るキハ110系
SONY α1 + SEL55F18Z f2.0 1/1600s

ギャラリー

構図

神流川を越え八高線を丹荘から群馬藤岡へと走るキハ110系
SONY α1 + SEL55F18Z f2.0 1/1600s (cropped)

同じ場所で

視点を変えて

踏切の近くからの風景です

路線概況

地理

東京都八王子市の八王子駅から群馬県高崎市の倉賀野駅までの92.0kmを結びます。張り出した山裾を時に越えつつ関東山地の東麓を進む路線は、変化に富み魅力的な風景を描きます。

全線を通して運転される列車はなく、高麗川駅を境に運転系統は分離されています。南側は電化され川越線との直通運転がされる一方、北側の非電化区間の列車は高崎線に乗り入れています。この北側の非電化区間を「八高北線」、南の電化区間を「八高南線」と呼び分けることがあり、当サイトでもタグを分けて使用しています。

八高北線は高麗川駅を出てからいくつもの川と山を越えて行きます。越辺川には梅林の越生、槻川には和紙の小川町と、山と山の合間には美しい川と集落が続きます。荒川を渡り寄居駅の先からは風景が一転し、関東平野の田園風景を進みます。遠く山を眺めながら、関東一の清流とも呼ばれる神流川を渡ると群馬県へ。上越新幹線と上信越自動車道をくぐり、高崎線へと合流していきます。

車両

高麗川駅から北側、倉賀野駅を経て高崎駅まで、写真のキハ110系が走っています。

撮影情報

日時・場所

2025年3月上旬の7時頃に群馬県藤岡市にて撮影しました。

撮影した場所 (撮影地)

東日本旅客鉄道 八高線 丹荘〜群馬藤岡 間で渡る神流川の左岸にある、「第一本郷踏切」の上流側です。

36.227354913981735, 139.08436676895408

撮影後記

朝日のあたり具合はもう少し強い方が、写真にメリハリが出たかもしれません。
この時間帯は、数分前後するだけで空や光の色が変わります。列車の時刻は変わりませんが、日の出の時間は変わります。訪問が1日ずれていただけでも、だいぶ違った印象の風景になるのではないでしょうか。

タイトルとURLをコピーしました