関水金属関水本線 箱庭を覗く

Spring-Daylight

植栽の中を緩やかに曲がりながら敷かれた線路と、そこを走る動態保存の車両たち。茂みのわずかな切れ目の先に、まるで鉄道ジオラマのような風景を見つけました。

関水本線を行くBILLY号と22号客車
SONY α1 + TAMRON A058 35-150mm F2-2.8 E f2.8 1/400s

ギャラリー

構図

関水本線を行くBILLY号と22号客車
SONY α1 + TAMRON A058 35-150mm F2-2.8 E f2.8 1/400s (cropped)

同じ場所で

視点を変えて

直角カーブを抜けていきます

路線概況

地理

KATOブランドで鉄道模型を作る株式会社関水金属が、鶴ヶ丘工場に併設して敷設した保存鉄道です。工場の建物を1周する630mのナローゲージで、自治体と協定を結び、車庫は隣接する公園と一体的に整備されています。

車庫の窓から中の様子を除くことができるものの、通常はそれ以上の立ち入りや乗車はできず、列車が走行するのもイベントなどの機会に限られます。

1箇所だけある乗降場の前後は、工場の駐車場や公園・太陽光発電所などひらけた車窓ですが、豊かな植栽の中を適度な曲線を描くように走る区間があり、そこでは雰囲気のある車窓を見せてくれます。

車両

様々な来歴の機関車や客車が収集され、復元整備されています。

撮影情報

日時・場所

2025年5月中旬の15時頃に埼玉県鶴ヶ島市にて撮影しました。

撮影した場所 (撮影地)

株式会社関水金属 鶴ヶ丘工場の外周にある歩道上です。

35.93522429842737, 139.41421056813965

撮影後記

木々の合間を見え隠れしながら進む列車を、わずかな植栽の切れ目から狙いました。開業から1年足らずということは、まだ茂みは疎らのはずです。それでも草が列車にかかりましたので、早晩この風景は見ることができなくなるでしょう。

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