丹荘駅を出た列車は神流川を渡り群馬県へ。終点の高崎まであと少し。堤防道路の四種踏切を、キハ110系が横切ります。
ギャラリー
構図
同じ場所で
別の角度から
堤防下から見上げる風景です。
路線概況
地理
東京都八王子市の八王子駅から群馬県高崎市の倉賀野駅までの92.0kmを結びます。張り出した山裾を時に越えつつ関東山地の東麓を進む路線は、変化に富み魅力的な風景を描きます。
全線を通して運転される列車はなく、高麗川駅を境に運転系統は分離されています。南側は電化され川越線との直通運転がされる一方、北側の非電化区間の列車は高崎線に乗り入れています。この北側の非電化区間を「八高北線」、南の電化区間を「八高南線」と呼び分けることがあり、当サイトでもタグを分けて使用しています。
八高北線は高麗川駅を出てからいくつもの川と山を越えて行きます。越辺川には梅林の越生、槻川には和紙の小川町と、山と山の合間には美しい川と集落が続きます。荒川を渡り寄居駅の先からは風景が一転し、関東平野の田園風景を進みます。遠く山を眺めながら、関東一の清流とも呼ばれる神流川を渡ると群馬県へ。上越新幹線と上信越自動車道をくぐり、高崎線へと合流していきます。
車両
高麗川駅から北側、倉賀野駅を経て高崎駅まで、写真のキハ110系が走っています。
撮影情報
日時・場所
2023年5月下旬の16時頃に群馬県藤岡市にて撮影しました。
撮影した場所 (撮影地)
東日本旅客鉄道 八高線 丹荘〜群馬藤岡 間で渡る神流川の左岸にある、第一本郷踏切の上流側です。
36.22589609967481, 139.08477676172544
撮影地周辺の状況
踏切は軽車両等を除いて通行禁止となっていて、比較的安全に撮影ができました。
撮影後記
道中の都合で、ロケハンや構図決めが十分にできないままの撮影でした。空模様が良い日に、また再訪してみたいと思います。
なお、諸先輩方の写真では踏切の左側に列車を入れての構図や、堤防へとカーブを描きながら登ってくる列車を写したものも見つけられますが、私が訪問した時には木々が伸びて車両が隠れてしまうようになっていました。