左手には渋谷サクラステージ、右手には渋谷ストリーム。2つの高層ビルに挟まれた渋谷駅に、外回り列車が滑り込んできます。

ギャラリー
構図
上は首都高3号線、下は国道246号線です


同じ場所で
別の方向を
首都高をくぐる瞬間、渋谷スクランブルスクエアを背景に

路線概況
地理
東京駅をはじめ、品川・渋谷・新宿・池袋など東京都心の主要拠点を結んで環状に走る、34.5kmの路線です。運転系統としてはこの環状運転を指して「山手線」とされますが、鉄道路線としては東京都港区の品川駅から新宿を経て北区の田端駅までの20.6kmが該当し、残りは東海道本線や東北本線の一部とされています。
環状運転を行うなかで、時計回りに走る列車は左側通行では円の外側を走るということで「外回り」、反時計回りの列車は内側を走るので「内回り」と呼ばれ、駅の案内には「〇〇方面」という案内とともにこの表記が見られます。
用意する切符や乗り方には注意が必要ですが、1周およそ1時間の車窓には、東京の経済・商業・文化など様々な様子を感じ取ることができます。
車両
山手線の列車はすべて写真のE235系で運転されています。
撮影情報
日時・場所
2025年9月下旬の22時頃に東京都渋谷区で撮影しました。
撮影した場所 (撮影地)
東日本旅客鉄道 山手線 渋谷駅で交差する国道246号線の歩道橋上です。
35.65748984865457, 139.70141294151293
撮影後記
東横線が地上を走っていた時代の渋谷を知る人間としては、本当に渋谷の空は狭くなったなと思います。
街そのものを多層的に開発するこの取り組みが、これからどのように出来上がっていくのかを楽しみにしています。それまでの間、今しか出会えない風景を楽しく撮影していきたいですね。