トンネルの先の橋梁に、わずかに差し込む夕陽にの柔らかな光。還暦過ぎの風格あるマルーン色の顔が、一瞬赤く染まります。

ギャラリー
構図

移ろい

路線概況
地理
兵庫県川西市の川西能勢口駅から妙見口駅までの12.2kmを結びます。阪急宝塚線を起点に猪名川とその支流に沿って北へと進み、能勢妙見山の麓へ至る路線です。
全線が電化単線で、2・4両編成の電車が往復しています。能勢妙見山への参詣輸送を狙い敷かれた路線ですが、現在は沿線の通勤・通学の足としての役割も持ち、平日の朝夕には阪急電車の梅田方面と直通する列車も設定されています。
車両
写真の1700系のほか、5100系と7200系が運用されています。平日朝夕に運転される「日生エクスプレス」では6000系や阪急から乗り入れてくる6000、8000、1000系が走る姿を見ることができます。
撮影情報
日時・場所
2025年8月下旬の16時頃に兵庫県川西市で撮影しました。
撮影した場所 (撮影地)
能勢電鉄 妙見線 鼓滝駅のホーム上です。
34.854159227947, 135.41830137535302
撮影後記
阪急2000系時代から数えて60年超。1700系は残り1本の活躍で、最近は走行しない日もあるようです。夕陽が橋梁に差し込む時間や角度を考えると、この一瞬の風景を撮ることができたのは幸運だったと思います。