大阪モノレール本線 令和のEXPO’70

Summer-Daylight

かつての万博会場は公園とショッピングモールに。立ち並ぶパビリオンこそ姿を消しましたが、当時の万博会場内を走っていた白と青のモノレールと太陽の塔が、かつての風景を今に残します。

大阪モノレール彩都線を公園東口から万博記念公園へと走る2000系「1970年大阪万博50周年記念号」
SONY α1 + SIGMA 85mm F1.4 Art020 E f8.0 1/1250s

ギャラリー

車両

イエローラインの2000系

大阪モノレール彩都線を公園東口から万博記念公園へと走る2000系イエローライン編成
SONY α1 + SIGMA 85mm F1.4 Art020 E f8.0 1/1250s

3000系

大阪モノレール本線を宇野辺から万博記念公園へと走る3000系
SONY α1 + SIGMA 85mm F1.4 Art020 E f8.0 1/1250s

同じ場所で

視点を変えて

本線と彩都線の分岐をミャクミャク列車が行きます

かつての万博会場は公園の森となり、太陽の塔とモノレールの共演を見守ります

路線概況

地理

大阪府豊中市の大阪空港駅から門真市の門真市駅までの21.2kmを結びます。大阪都心から放射状に伸びる各線を環状線的につなげつつ、大阪国際空港へのアクセス路線としての役割も担います。府道2号線中央環状線の上空を走る車窓からは、都市の広がりとともに北摂の景観を望むことができます。

大阪空港駅を発つと、離着陸する航空機を間近に望みながら南へ。蛍池駅で阪急電車と交差すると、まもなく県道2号線 中央環状線に合流し、その上空を軽快に東へと進みます。万博記念公園駅で「太陽の塔」を車窓に大きく写すと、名神高速・JR京都線・阪急京都線と跨ぎつつ進路を南へと変えます。眼下に広がる大阪貨物ターミナルと東海道新幹線の鳥飼車両基地を過ぎ淀川を渡ると、現在の終点・門真市駅に。まもなくこの先も延伸開業が予定されています。

車両

写真の2000系・3000系のほか1000系が活躍しています。

撮影情報

日時・場所

2025年8月下旬の15時頃に、大阪府吹田市で撮影しました。

撮影した場所 (撮影地)

大阪モノレール 大阪モノレール線(本線)・国際文化公園都市モノレール線(彩都線) 万博記念公園駅の駅前から西へと続く遊歩道を下り、EXPOCITY手前を南に階段を登った歩道上です。

34.80411489230093, 135.53296884628995

撮影後記

まだ私は生まれてもいない1970年の万博ですが、この風景から当時の様子を想像できるようで、楽しい撮影のひとときでした。当時、大阪モノレールは開業しておらず、閉幕後にモノレールが「復活」して太陽の塔とモノレールの共演を再び果たした、という点も物語的なものを感じます。

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