八高線 ログハウスの駅舎

Summer-Daylight

グッドデザイン賞や関東の駅百選に選出された、ログハウス風のお洒落な駅舎。夏の空と緑の山々に赤い屋根が似合います。

八高線明覚駅に止まるキハ110系
SONY α7RIV + SEL35F18F f7.1 1/200s (cropped)

路線概況

地理

東京都八王子市の八王子駅から群馬県高崎市の倉賀野駅までの92.0kmを結びます。張り出した山裾を時に越えつつ関東山地の東麓を進む路線は、変化に富み魅力的な風景を描きます。

全線を通して運転される列車はなく、高麗川駅を境に運転系統は分離されています。南側は電化され川越線との直通運転がされる一方、北側の非電化区間の列車は高崎線に乗り入れています。この北側の非電化区間を「八高北線」、南の電化区間を「八高南線」と呼び分けることがあり、当サイトでもタグを分けて使用しています。

八高北線は高麗川駅を出てからいくつもの川と山を越えて行きます。越辺川には梅林の越生、槻川には和紙の小川町と、山と山の合間には美しい川と集落が続きます。荒川を渡り寄居駅の先からは風景が一転し、関東平野の田園風景を進みます。遠く山を眺めながら、関東一の清流とも呼ばれる神流川を渡ると群馬県へ。上越新幹線と上信越自動車道をくぐり、高崎線へと合流していきます。

車両

高麗川駅から北側、倉賀野駅を経て高崎駅まで、写真のキハ110系が走っています。

撮影情報

日時・場所

2023年6月下旬の11時頃に埼玉県比企郡ときがわ町にて撮影しました。

撮影した場所 (撮影地)

東日本旅客鉄道 八高線 明覚駅 構内の跨線橋上です。

36.00352612895083, 139.2892359991168

撮影地周辺の状況

停車目標が跨線橋の下あたりにあるので、列車が駅に停車してしまうと前面を写すことができません。停車間際を狙いましたが、入線の自動放送が流れるのでタイミングは掴みやすいと思います。

撮影地周辺の様子

撮影後記

印象的な屋根の駅舎を大きく入れようと構図を探りましたが、ホーム上の自動販売機が駅舎の雰囲気と馴染まないように思えて、屋根の写り具合と自販機の写らない角度のバランスに気を遣いました。

空と屋根の色がしっかりと出るように偏光フィルターも使用しています。

結果、スッキリ鮮やかな写真に仕上がったと思います。

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