踏切とともに撮影した鉄道風景です。
四季や時の移ろいで表情を変える鉄道の情景をお楽しみください。
八高線 薄暮の頃
一足先に暗闇となった森へと列車は進みます。
西武国分寺線 野火止用水開渠の桜
武蔵野台地を横断し、多摩川水系から荒川水系へ。400年前に掘られたこの野火止用水の傍に、桜が植えられたのはいつ頃のことでしょうか。流水が聴こえる静かな朝に踏切の鐘が鳴り響き、桜を背に黄色い列車が走り抜けます。
三岐鉄道三岐線 山城の桜
桜の見守る山の下を、貨物列車がゆっくりと通り過ぎます。
三岐鉄道三岐線 桜と踏切
桜が佇む踏切を、朝日を浴びて列車が行きます。
京王井の頭線 渋谷トンネルから神泉トンネルへ
高架の渋谷駅を発車するとともに入ったトンネルを出て、踏切を渡ればすぐに神泉駅。そんな神泉駅はホームの半分がトンネルの中にあります。トンネルからトンネルへ、一瞬の光の中を列車が通過します。
京王井の頭線 トンネル前の踏切
渋谷駅からわずか数百m。ビルの下を潜り抜けた列車はトンネルを出るとすぐに踏切を渡ります。渋谷の街の起伏を感じる風景です。
いすみ鉄道 星空の踏切
気温は氷点下、風のない夜。全ての動きが止まってしまったかのような静かな世界の上で、星だけが夜空に軌跡を残します。
八高線 城跡への踏切
荒川の段丘を駆け上り、列車は鉢形城跡の縁をかすめ通ります。渡る踏切は城内へと続く細道です。
銚子電鉄 畑の中の踏切
広がる青空の下、青い列車が小さな踏切を通り過ぎていきます。
武利意森林鉄道 踏切の汽車
汽車が描かれた踏切標識。その奥で、雨宮21号がゆっくりと駅に停車しました。