朝の鉄道風景です。
四季や時の移ろいで表情を変える鉄道の情景をお楽しみください。
東海道本線 真鶴を行く
終点の東京まであと1時間少し。朝を迎えた寝台列車が、箱根の山縁を堂々と進みます。
只見線 川霧に浮かぶ
霧を浮かべ雲を映す只見川。白色に包まれた緑の線路を、白と緑の列車が走ります。
只見線 水沼橋より 〜新緑〜
新緑を霧が覆う早朝の只見川を、始発列車がゆっくりと渡ります。
只見線 只見川に沿って 〜新緑〜
色彩の濃淡強弱、光と影の明暗反射。「緑」の一言で表現するにはもったいない美しく奥深い「緑」の世界に、2つの「緑」を纏った列車がとてもよく似合います。
西武国分寺線 野火止用水開渠の桜
武蔵野台地を横断し、多摩川水系から荒川水系へ。400年前に掘られたこの野火止用水の傍に、桜が植えられたのはいつ頃のことでしょうか。流水が聴こえる静かな朝に踏切の鐘が鳴り響き、桜を背に黄色い列車が走り抜けます。
三岐鉄道三岐線 山城の桜
桜の見守る山の下を、貨物列車がゆっくりと通り過ぎます。
三岐鉄道三岐線 桜と踏切
桜が佇む踏切を、朝日を浴びて列車が行きます。
山陰本線 国鉄と桜 〜玉湯川〜
桜並木の川を渡る国鉄特急。昭和の時代から日本各地で見られた桜と国鉄特急の共演は、日本の春を代表する鉄道風景の一つでした。381系の引退が決まり、今春が最後の共演です。
東北新幹線 東京駅入線 〜朝〜
立ち並ぶビルの谷間を縫い首都高を潜り抜けた列車は、ダブルクロスを渡って東京駅へと入線します。高層ビルの隙間から差し込む朝日が、200系カラーのE2系をほのかに紅く染め上げました。
北大阪急行南北線 切通の駅
頭上に駅舎や府道を眺めながら、列車は左右の新御堂筋とともに切通しで丘を抜けて行きます。「千里中央」行きの表示もまもなく見納めです。