Summer-Daylight

ゆっくりと駅を通過して、難所 宗太郎峠への登り坂に銀釜が挑みます。

難所 宗太郎峠を越えて、銀釜が鎧川沿いを下ります。

夏草覆い茂る緑色の線路を掻き分け、同じく緑色の美しい特急列車が2本。木造の跨線橋の下で「ゆふいんの森」同士がすれ違います。

小雨の舞う夏の涼しい朝。霧が覆う峠から貨物列車が降りてきました。

色づき始めた稲穂と広がる群青色の空との間を、特急列車が走ります。

国内在来線で駅間距離が最も長い、上川から白滝への鉄路。日に一本の普通列車が、史跡「白滝遺跡群」の森をぬけて湧別川を渡ります。一駅51分の旅も終盤です。

青空に続く、山の緑と川面の緑。生命感あふれる夏の緑色に、列車の緑色が溶け込みます。

大白川を出て六十里越へと挑むキハ110系。スノーシェッドを抜けて川を渡り、新潟から福島を目指します。