四季や時に移ろいゆく情緒あふれる鉄道の風景から、夏の日中の写真をご紹介します。

上毛電鉄上毛線 渡良瀬川を行くデハ101
蒼々とした木々に囲まれ渡良瀬川を行く、昭和3年生まれの1両の電車。夏らしくも涼しげな風景に出会えました。

上毛電鉄上毛線 デハ101が下る
遠く坂の上から、97歳の電車が元気にやってきました。

信越本線 幻のEL客レ
昨秋に運転を終了した高崎地区の電気機関車。2日間限りの代走として、もう見ることができなかったはずの線路を走る姿を、神社の境内から見送ります。

しな鉄しなの鉄道線 単線トラス鉄橋
千曲川に並んで架かる2本の単線トラス橋。鳴り止んだ踏切から橋を覗くと、過ぎた列車は対岸へと吸い込まれるように小さく遠ざかっていきました。

八高線 青空橋梁
チリチリと灼けつく夏の陽光の下、段丘崖の林を飛び出したキハが荒川橋梁を渡ります。

東北本線 空を駆ける
「カシオペア紀行」最後の旅路。お召し機を先頭に、夏の清流と青空に挟まれた最高の晴れ舞台を颯爽と駆け抜けていきました。

東北本線 馬牛沼の田んぼ
山間に広がる青々とした田んぼの脇を、峠に登る列車がゆっくりと通り過ぎていきます。

東北本線 国見峠への登り坂
斎川が拓いた谷間に沿って、お召し機がカシオペアを牽いて登ります。目指すは、宮城から福島へと抜ける国見峠です。

東武東上線 郡境からの下り坂
比企郡と大里郡を分ける峠から、カーブを描いて列車が坂を下ってきます。ここから先は、荒川の河岸段丘です。

東武東上線 梅雨時の姫女苑
雨に濡れるヒメジョオンの白い花と、アイボリーホワイトの列車の共演です。