四季や時に移ろいゆく情緒あふれる鉄道の風景から、春の朝や夕方の写真をご紹介します。
仙台市地下鉄東西線 広瀬川を渡る
目指す終点は「日本一高い地下鉄の駅」。夕焼け色の仙台の街から出てきた地下鉄が、広瀬川を渡ります。
仙台市地下鉄南北線 山の街
山の近さが、杜の都・仙台の魅力の一つ。仙台駅から14分、地下鉄は山が見守る高架の線路を走ります。
只見線 川霧に浮かぶ
霧を浮かべ雲を映す只見川。白色に包まれた緑の線路を、白と緑の列車が走ります。
只見線 水沼橋より 〜新緑〜
新緑を霧が覆う早朝の只見川を、始発列車がゆっくりと渡ります。
西武国分寺線 野火止用水開渠の桜
武蔵野台地を横断し、多摩川水系から荒川水系へ。400年前に掘られたこの野火止用水の傍に、桜が植えられたのはいつ頃のことでしょうか。流水が聴こえる静かな朝に踏切の鐘が鳴り響き、桜を背に黄色い列車が走り抜けます。
三岐鉄道三岐線 桜と踏切
桜が佇む踏切を、朝日を浴びて列車が行きます。
山陰本線 国鉄と桜 〜玉湯川〜
桜並木の川を渡る国鉄特急。昭和の時代から日本各地で見られた桜と国鉄特急の共演は、日本の春を代表する鉄道風景の一つでした。381系の引退が決まり、今春が最後の共演です。
東海道新幹線 夕闇の薩埵峠を下る
夕闇にボディとライトを白く浮かばせ、N700系が駆け下りてきました。
野岩鉄道 湯西川の水没林
朝の穏やかな光に照らされて、6050系が湯西川の橋梁を渡ります。季節は春。雪解け水を湛えるダム湖から、水没林が覗きます。
仙台市地下鉄南北線 新緑の高架を行く
夕方の少し色づいてきた陽が、新緑の中を走り抜ける緑の地下鉄を照らします。杜の都・仙台らしい爽やかな風景です。