朝の鉄道風景です。
四季や時の移ろいで表情を変える鉄道の情景をお楽しみください。
八高線 天井のないトンネル
隣の飛行場のために蓋をされた線路は、八高線唯一のトンネルとして存在していました。電化に伴い天井が取り払われた今も、銘板にかつての歴史を残します。
八高線 彼方の富士
列車が越えていくのは、張り出した秩父山地の裾野。その遥か向こうに望むのは、雪化粧をした富士山です。
東京臨海高速りんかい線 臨海副都心朝景
朝の柔らかな日が、街と列車を照らします。
東海道本線 真鶴を行く
終点の東京まであと1時間少し。朝を迎えた寝台列車が、箱根の山縁を堂々と進みます。
伯備線 日羽駅
トンネルの向こうの次の駅へと、普通列車が無人駅を発ちます。
伯備線 トンネルの狭間 〜上り〜
トンネルとトンネルに挟まれた無人駅へと向けて、特急列車が駆け下りてきます。
只見線 川霧に浮かぶ
霧を浮かべ雲を映す只見川。白色に包まれた緑の線路を、白と緑の列車が走ります。
只見線 水沼橋より 〜新緑〜
新緑を霧が覆う早朝の只見川を、始発列車がゆっくりと渡ります。
只見線 只見川に沿って 〜新緑〜
色彩の濃淡強弱、光と影の明暗反射。「緑」の一言で表現するにはもったいない美しく奥深い「緑」の世界に、2つの「緑」を纏った列車がとてもよく似合います。
西武国分寺線 野火止用水開渠の桜
武蔵野台地を横断し、多摩川水系から荒川水系へ。400年前に掘られたこの野火止用水の傍に、桜が植えられたのはいつ頃のことでしょうか。流水が聴こえる静かな朝に踏切の鐘が鳴り響き、桜を背に黄色い列車が走り抜けます。