小湊鉄道 小さな鳥居

Summer-Daylight写真館

夏の日が眩しい朝。線路に向いて立つ小さな鳥居の前を、還暦過ぎのキハが堂々と走り抜けていきます。

小湊鉄道を飯給から里見へと養老川を渡るキハ200形
SONY α1 + SIGMA 20mm F1.4 Art022 E f5.0 1/4000s

ギャラリー

構図

小湊鉄道を飯給から里見へと養老川を渡るキハ200形
SONY α1 + SIGMA 20mm F1.4 Art022 E f5.0 1/4000s (cropped)

路線概況

地理

千葉県市原市の五井駅から夷隅郡大多喜町の上総中野駅までの39.1kmを結びます。東京湾岸に近い市街地から養老川に沿って房総半島の内陸へと進み、広々とした田園から深い谷あいへと、短い距離の中で地形と風景を大きく変えていく路線です。

列車は五井側ほど本数が多く、上総牛久から先では次第に間隔が大きくなります。1960年代から走るキハ200形に加えてJR東日本から譲り受けたキハ40形も活躍し、指定日には「房総里山トロッコ」も運転。沿線には開業当時からの駅舎や橋梁・隧道が数多く残り、鉄道そのものが房総の里山風景の一部となっており、千葉県により「小湊鉄道とその沿線の景観」が「ちば文化遺産」の一つに選定されています。

五井を出た列車は内房線と分かれ、市原の市街地を離れ内陸方面へ。次第に建物は少なくなり、養老川に沿って田畑の中を進みます。上総牛久を過ぎると丘陵が迫り、築堤や切通し、トンネルを重ねながら房総丘陵の奥へと分け入ります。養老渓谷を過ぎ、板谷隧道で房総半島の分水嶺を抜けると大多喜町に入り、いすみ鉄道と接続する上総中野駅へ。路線はここで終点を迎えますが、安房小湊を目指し房総半島を横断する開業時の計画は、今も社名に残っています。

車両

写真のキハ200形を中心に、JR東日本から譲渡を受けたキハ40形が走っています。土休日には「房総里山トロッコ号」も運転されます。

撮影情報

日時・場所

2026年8月上旬の9時頃に、千葉県市原市で撮影しました。

撮影した場所 (撮影地)

小湊鉄道 小湊鉄道線 光風台→上総山田 間で渡る養老川の右岸です。

35.334683086327665, 140.145143091727

撮影後記

小湊鉄道の鳥居といえば、養老渓谷駅近くの羽雄神社が有名かと思いますが、こちらの鳥居も魅力たっぷりです。

里見駅から先のこの区間は列車の本数が少なく、列車の正面に光が当たるのは「日が長い季節の、朝の1本」のみ。どうかと思って挑戦しましたが、残念ながら影になってしまいました。

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