太平洋の波が打ち寄せる鴨川の海を後に、特急「わかしお」が東京方面へと走ります。

ギャラリー
構図

路線概況
地理
千葉県千葉市中央区の千葉駅から鴨川市の安房鴨川駅までの93.3kmを結びます。房総半島の東側を南下する路線ですが、前半は東京湾側から内陸の台地を越えて九十九里平野を進み、後半になると太平洋と房総丘陵が迫る海岸線へ。都市近郊から田園、海と山へと大きく表情を変えていきます。
千葉側は東京方面との直通列車も多く、上総一ノ宮にかけて首都圏の通勤・通学輸送を担う一方、その先では列車本数も少なくなり、房総半島を走るローカル線の趣が強まります。また東京から茂原・勝浦・安房鴨川方面へは特急「わかしお」が運転され、房総東岸の観光地と東京都心を結んでいます。
千葉を出た列車は蘇我から内房線と分かれ、緩やかな勾配とともに房総半島の内陸へと進みます。土気を過ぎると下総台地を一気に下り九十九里平野へ。大網で東金線と分かれて進路を大きく南へと変えます。上総一ノ宮を過ぎる頃から丘陵が海岸近くまで迫り、トンネルを重ねながら時折太平洋を望む外房らしい車窓へ。港町・勝浦を経て、山と海に挟まれた区間を抜けると終点の安房鴨川。線路は先へと続きますが、ここからは内房線へと名前を変え、再び蘇我・千葉へと向かいます。
車両
写真の255系は定期列車からは撤退し、臨時列車として稀に走るのみとなっています。通常はE257系による特急「わかしお」とE131系の普通列車が運行されています。
撮影情報
日時・場所
2026年8月上旬の16時頃に、千葉県鴨川市で撮影しました。
撮影した場所 (撮影地)
東日本旅客鉄道 外房線 安房鴨川→安房天津 間で並走する、国道128号天津バイパスの歩道上です。
35.122982365304885, 140.1353838962357
撮影後記
以前にも訪れていましたが、その時は雲に覆われ、灰色の空と海を背に列車は駆け抜けて行きました。
255系はすでに1編成を残すのみとなり、走行する機会もごくわずか。そんななかでの再挑戦でしたが、今回は夏らしい鮮やかな青に映える「Boso View Express」らしい一枚を残すことができました。


