朝霧と朝焼け雲を背景にした「二橋」を、キハ40系が堂々と渡っていきました。
ギャラリー
車両
当時はこのキハ40系が活躍していましたが、2020年に引退。現在はキハ110系とキハE120形が走っています。
同じ場所で
違う時間に
秋晴れの青空の下を列車が行きます。
撮影情報
日時・場所
2020年1月中旬の7時頃に福島県大沼郡三島町にて撮影しました。
撮影した場所 (撮影地)
東日本旅客鉄道 只見線 会津西方→会津宮下 間を並走する国道400号から、只見川左岸に降りていったところです。
37.47853574876755, 139.65321397173298
撮影後記
キハ40系の引退が2ヶ月後に迫り、「最後の雪の光景を撮影しよう」と3泊3日で只見線撮影を計画。ところが、この年は記録的に雪が少なく、年末時点では「全く雪なし」との噂が流れていました。
それでも一か八かと訪問したところ、積雪は皆無。着いた日の朝には帰宅を決意し、ガッカリしながら「それでも帰る前に少しは撮るか・・・」と向かった先で出会えたのが、この写真の光景です。
橋の奥側だけに霧が残り、朝焼けの色がわずかに落ちた幻想的な光景。手前側にまで霧が及んでいたら列車は映らず、このような写真は撮れなかったでしょう。当日の成果はこの1枚だけでしたが、とても幸運だったのだと思います。