汽車が描かれた踏切標識。その奥で、雨宮21号がゆっくりと駅に停車しました。
ギャラリー
同じ場所で
視点を変えて
列車がゆっくりと鉄橋を渡ります
車両
ここ「丸瀬布森林公園 いこいの森」では、全国で唯一、森林鉄道の蒸気機関車が動態保存されています。
走る線路は、かつて国有林から伐り出した木材輸送のために建設された「武利意森林鉄道」の線路の一部を活かしたもの。昭和初期に製造された蒸気機関車「雨宮21号」が牽引する、明治期に製造された木造客車に乗車することができます。
SLや客車の他にも、DLや貨車など多くの車両が動態保存されています。
撮影情報
日時・場所
2023年8月上旬の15時頃に北海道紋別郡遠軽町で撮影しました。
撮影した場所 (撮影地)
「丸瀬布森林公園 いこいの森」の公園内にて撮影しました。
43.93098368941437, 143.33420583439096
撮影地よもやま話
動態保存の線路は8の字に近い形で敷設されていて、列車はゆっくりと、およそ10分ほどかけて約2kmを一周します。例年4〜10月の土休日が運転日に設定され、30分おきに列車が走ります。
線路の一部は、かつての武利意森林鉄道の線路をそのまま活かしたものだそうです。
また、途中で渡る鉄橋も、実際に森林鉄道で使われていたものを移設したとの説明を見た記憶があります。
撮影後記
駅に停車すると前照灯は消えてしまうのですが、そうすると列車の存在感が薄れてしまいます。一方で、踏切標識と列車の間に道路が横切っているので、タイミングによっては来園者の方や車が通り過ぎます。そのわずかな間を狙っての撮影でした。
本降りの雨で気力も体力も奪われ、構図を詰め切らなかったのが心残りです。灰色ではなく、青い空の下にもう一度撮影に挑戦したいです。
