国内在来線で駅間距離が最も長い、上川から白滝への鉄路。日に一本の普通列車が、史跡「白滝遺跡群」の森をぬけて湧別川を渡ります。一駅51分の旅も終盤です。
ギャラリー
移ろい
構図
天候
小雨の降る日に
車両
キハ283系「大雪」
この季節の北海道でよく見かける大反魂草とともに
この区間は他にもキハ54系による普通列車・快速列車と、毎年8月のお盆明けから春先までは、北見地方で収穫された玉ねぎを輸送する貨物列車が走ります。
なお、キハ40系はこの北海道色だけではなく、急行宗谷色や朱一色の首都圏色などに塗装された車両も運転されています。
撮影情報
日時・場所
2022年8月下旬の12時頃と、2023年8月上旬の12時頃と18時頃に、北海道紋別郡遠軽町にて撮影しました。
撮影した場所 (撮影地)
石北本線 上川→白滝 間で並走する国道333号線に架かる、「上白滝跨線橋」の道路上です。
43.87564580834296, 143.13834383834865
撮影地周辺の状況
国道に並行して、通行料無料の旭川紋別自動車道が開通しています。通過交通はそちらに流れたからか、跨線橋を通る車はほとんどなく、安心して撮影できました。ただ、木々の成長によって、近い将来には列車が見えなくなるでしょう。
なお、黄色い花で彩りを添えてくれた大反魂草は特定外来生物に指定されています。複雑な気持ちです。
撮影後記
この写真を撮影した晩は豪雨となり、翌日の石北本線は運転見合わせとなりました。
その後も続いた雨で、この上川〜白滝の間で路盤が流出。不通が続いていましたが、昨日から無事に運転が再開されました。