紀勢本線 荷坂峠の春 〜大名倉トンネル〜

Spring-Daylight

山桜や萌黄の鮮やかな色合いの山から飛び出して、特急「南紀」が紀北の街に向けて駆け降りてきました。キハ85系最後の春です。

紀勢本線の荷坂峠を梅ヶ谷から紀伊長島へと走るキハ85系
SONY α9 + SIGMA 135mm F1.8 DG HSM Art f2.5 1/800s

ギャラリー

構図

紀勢本線の荷坂峠を梅ヶ谷から紀伊長島へと走るキハ85系
SONY α7RIV + SEL85F18 f3.2 1/1000s
紀勢本線の荷坂峠を梅ヶ谷から紀伊長島へと走るキハ85系
SONY α9 + SIGMA 135mm F1.8 DG HSM Art f2.5 1/800s

車両

キハ25形普通列車

紀勢本線の荷坂峠を紀伊長島から梅ヶ谷へと走るキハ25系
SONY α7RIV + SEL85F18 f2.2 1/1000s

紀勢本線のこの区間は、冒頭のキハ85系「南紀」と、このキハ25形による普通列車が走っています。

キハ85系は今年6月での勇退が発表されており、HC85系へと後を託します。

同じ場所で

視点を変えて

同じ荷坂峠を撮影した風景です。

撮影情報

日時・場所

2023年4月上旬の10時頃に三重県北牟婁郡紀北町で撮影しました。

撮影した場所 (撮影地)

東海旅客鉄道 紀勢本線 梅ヶ谷→紀伊長島 間の大名倉トンネルを出るところを望む、国道260号線から少し斜面を進んだところです。

34.21237314151657, 136.36470771438428

撮影地周辺の状況

県道766号線との交差点付近にある孫太郎ステーションから、錦の集落に向けて国道260号線を登ると、しばらくして荒天通行止用のゲートがあります。その先の左カーブを抜けた直線の2本目の電柱「15チ313」の脇から、獣道を下って行きます。

撮影地周辺の様子
撮影地周辺の様子

国道から線路が見渡せるところまで数分の距離ですが、足元の悪い茂みを進むので気を遣います。

近くで野生の猿も見かけました。もう少し季節が進むと、蚊への対策も必要になるかもしれません。

撮影後記

前日までは小雨の予報で、しっとりとした雨の雰囲気を狙って現地を訪問しました。ところが、翌朝は雨どころか雲間から日が覗く天気となり、線路と山肌の明暗差に悩まされながらの撮影となりました。反射で木々の葉が白くなっていたので、偏光フィルターを使用しています。

なお、撮影にあたってはこちらのサイトを参考にいたしました。この場を借りて御礼申し上げます。

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