三鷹車両センター 入庫の分岐

Urban-Night

仕事を終えて戻ってきた列車たちが分岐器をゆっくりと進み、今日の寝床へと入線して行きます。

三鷹車両センターに入庫するE353系
SONY α7III + SEL35F18F f1.8 1/160s

ギャラリー

移ろい

三鷹車両センターに入庫するE353系
SONY α7III + SEL35F18F f1.8 1/160s
三鷹車両センターに入庫するE231系
SONY α7III + SEL35F18F f1.8 1/200s

構図

三鷹車両センターに入庫するE231系
SONY α7III + SEL35F18F f1.8 1/200s (cropped)

車両

上記のE353系、E231系800番台のほかに、中央・総武緩行線で運用される黄色い帯のE231系が入庫します。

E231系800番台は東京メトロ東西線・東葉高速鉄道への直通運用に就きますが、乗り入れ先の東京メトロ・東葉高速の車両は通常、当車両センターで夜を明かすことは無いようです。

同じ場所で

視点を変えて

車両が入線した反対側の風景です。

夜の三鷹車両センターに休む車両たち
SONY α7III + SEL35F18F f1.8 1/40s
夜の三鷹車両センターに休む車両たち
SONY α7III + SIGMA 85mm F1.4 DG DN Art f2.5 1/2s

違う時間に

冬の早朝、車両区の先に見える富士は、きっと太宰治も見た富士です。

撮影情報

日時・場所

2023年12月上旬の22時〜23時頃に東京都三鷹市で撮影しました。

撮影した場所 (撮影地)

東日本旅客鉄道 中央本線 三鷹→武蔵境 間にある三鷹車両センターを跨ぐ跨線人道橋です。

35.702311242920764, 139.5553817474391

この跨線橋は、老朽化により撤去されることが決まっていました。

三鷹こ線人道橋の撤去に着手します

JR東日本 ニュースリリース

撤去工事への着手は2023年12月頃、と発表されていましたが、現地に「12月11日から工事に着手する」との案内が掲出されていました。

明後日11日を以て橋は閉鎖され、解体工事が始まります。入庫の光景を見下ろすことができるのも、残りわずかです。

現地に掲出されていた解体工事を知らせる案内

撮影地よもやま話

この跨線橋は1929年に設置され、部材の一部にはレールが使用されるなど味わい深い造りです。

晩年を三鷹で過ごした太宰治がこの跨線橋からの風景を気に入っていたようで、跨線橋の南側の階段を降りたところには、太宰治がまさしくその階段を降りてくる写真が入った案内板が設置されています。

三鷹市では解体される跨線橋の一部を残し、保存するそうです。

橋の南詰にある案内板
橋の南詰にある案内板

撮影後記

冬の夜、寒風吹き抜ける跨線橋から撮影でした。

入庫中で速度が遅いといえど、線路との距離が近いため、シャッタースピードは早めに設定しました。明暗差も大きくノイズが目立つ結果となり、ノイズ除去の処理を強めにかけてRAWファイルの現像をしています。

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