北海道の短い夏を、特急オホーツクが網走に向けて快走します。木々の緑に新特急色が映える、キハ183系最後の夏です。
ギャラリー
構図
もう少し手前で。同じく特急オホーツクです。
広角だと迫力が出ますね。
今度は鉄橋に寄って、縦構図。
日の角度が変わり、こちらの方が立体感が出ました。
車両
DECMOことH100形、普通列車の上川行きです。
朝夕の1往復だけ走行する、キハ40系。
これらキハ183系、H100形、キハ40系のほかにも、玉ねぎの出荷シーズンにはDF200形プッシュプル貨物列車が走ります。
キハ183系は来週のダイヤ改正で引退の予定で、キハ283系に後を託します。
撮影情報
日時・場所
2022年8月下旬の9〜11時頃に北海道上川郡愛別町にて撮影しました。
撮影した場所 (撮影地)
北海道旅客鉄道 石北本線 中愛別→愛山 間に架かる第5石狩川橋梁です。
43.88067475993704, 142.67245881703303
石北本線の有名な撮影地の一つで、四季それぞれの表情を見せてくれます。今回、私は撮影しませんでしたが、並行して架かる国道39号線の中愛別橋からも撮影される方もいらっしゃるようです。
撮影の様子
何ヶ所か川辺に降りられるところ・開けているところがあります。
冒頭の写真は、その一つから川面近くまで降りて撮影したものですが、橋梁から離れるほど列車の側面を強調する構図になりますし、川面まで降りるか岸辺から撮影するかでも表情が変わります。
また、橋梁の脇にもひらけた場所があります。上でご紹介した縦構図の写真はここから撮影したもので、列車の正面を強調できました。
撮影後記
構図の選択肢が多いため、悩みながらの撮影でした。
朝は晴天だったのですが、キハ40系が来る少し前から曇りはじめ、日も当たらなければ背景の青空も真っ白にと残念なことに。それでも通過する前後はギリギリ日差しがのぞき、幸運に感謝したことを覚えています。
キハ183系も間もなく引退。最終列車のその時まで安全無事に走り続け、有終の美を飾ってくれることを願って止みません。