小湊鉄道 宵の夜キハ

Summer-Twilight写真館

列車に揺られながら楽しい晩酌のひととき。折り返し駅でのおもてなしの余韻を乗せて、「夜キハ」がゆっくりと走り始めます。

小湊鉄道の上総牛久駅を発つキハ200形「夜キハ」
SONY α1 + SEL50F14GM f1.4 1/100s

ギャラリー

移ろい

小湊鉄道の上総牛久駅を発つキハ200形「夜キハ」
SONY α1 + SEL50F14GM f1.4 1/100s
小湊鉄道の上総牛久駅を発つキハ200形「夜キハ」
SONY α1 + SEL50F14GM f1.4 1/100s (cropped)

同じ場所で

視点を変えて

今日の仕事を終えた列車がホームの片隅で眠ります。

小湊鉄道の上総牛久駅に休むキハ200形
SONY α1 + SEL50F14GM f4.0 1/2s (cropped)

路線概況

地理

千葉県市原市の五井駅から夷隅郡大多喜町の上総中野駅までの39.1kmを結びます。東京湾岸に近い市街地から養老川に沿って房総半島の内陸へと進み、広々とした田園から深い谷あいへと、短い距離の中で地形と風景を大きく変えていく路線です。

列車は五井側ほど本数が多く、上総牛久から先では次第に間隔が大きくなります。1960年代から走るキハ200形に加えてJR東日本から譲り受けたキハ40形も活躍し、指定日には「房総里山トロッコ」も運転。沿線には開業当時からの駅舎や橋梁・隧道が数多く残り、鉄道そのものが房総の里山風景の一部となっており、千葉県により「小湊鉄道とその沿線の景観」が「ちば文化遺産」の一つに選定されています。

五井を出た列車は内房線と分かれ、市原の市街地を離れ内陸方面へ。次第に建物は少なくなり、養老川に沿って田畑の中を進みます。上総牛久を過ぎると丘陵が迫り、築堤や切通し、トンネルを重ねながら房総丘陵の奥へと分け入ります。養老渓谷を過ぎ、板谷隧道で房総半島の分水嶺を抜けると大多喜町に入り、いすみ鉄道と接続する上総中野駅へ。路線はここで終点を迎えますが、安房小湊を目指し房総半島を横断する開業時の計画は、今も社名に残っています。

車両

写真のキハ200形を中心に、JR東日本から譲渡を受けたキハ40形も走っています。土休日には「房総里山トロッコ号」も運転されます。

撮影情報

日時・場所

2026年8月上旬の19時頃に、千葉県市原市で撮影しました。

撮影した場所 (撮影地)

小湊鉄道 小湊鉄道線 上総牛久駅のホーム上です。

35.400162954147795, 140.14252400617175

撮影後記

ホームの一角では、地元の商店街の方がおつまみのお惣菜を並べつつ、縁日のような出し物も開かれていました。この素朴な感じと、日常の延長にある非日常感が「夜キハ」の魅力なのだと思います。列車は大盛況でした。

豪雨で不通区間も出ていますが、末永く活躍してほしい路線と車両たちです。

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