小川町と嵐山町を隔てる丘陵の、その狭間を縫うように敷かれた単線の線路。自然豊かな埼玉の森の中に、10両編成の通勤型車両がカーブを描きます。やってきたのは、大都会東京に建つ高層ビルの名を冠した「Shibuya Hikarie」号です。
ギャラリー
車両
池袋行き急行列車に就く30000系
Fライナー元町・中華街行きの東京メトロ10000系
同じく東急5050系
土休日の朝、わずかな本数だけ東京メトロや東急電鉄の車両が走りますが、それ以外は東武鉄道の車両のみが走る区間です。2023年3月のダイヤ改正から、日中の時間帯は4両編成の8000系によるワンマン運転となりました。
天候
9000系は陽射しの中をやってきました
同じ場所で
視点を変えて
道路の反対側で撮影した、下り列車の風景です。
今は通常塗色に戻ってしまった「川越アートトレイン」編成の50090系です。
撮影情報
日時・場所
2021年8月中旬の9時〜10時頃に埼玉県比企郡小川町で撮影しました。
撮影した場所 (撮影地)
東武鉄道 東上本線 小川町→武蔵嵐山 間でくぐり抜ける、国道254号線小川バイパス菖蒲沢橋の歩道上です。
36.057596017609924, 139.29584907960455
撮影後記
池袋を出た東上線はいくつもの川を渡りながら台地を進んでいきます。そのため開けた雰囲気の車窓が続きますが、武蔵嵐山を過ぎると山間を走る風景が出てきます。
10両編成の通勤型車両が、緑豊かな丘陵の単線のカーブを走り抜けていく風景は、なかなか面白味があります。