夕焼けに染まる空の下には、都市高速が巡る北九州の街。茜色の吊橋を背に、銀釜が牽くタンクコンテナの貨物列車がやってきました。
ギャラリー
構図
車両
EF81形電気機関車のうち、ステンレス車体で製造された300番台の車両です。製造された4両のうち、唯一この写真の303号機のみが現役で活躍しています。
撮影情報
日時・場所
2020年1月上旬の17時頃に福岡県北九州市戸畑区にて撮影しました。
撮影した場所 (撮影地)
九州旅客鉄道 鹿児島本線 九州工大前駅 に併設して架かる、テクノパーク歩道橋上です。
33.900603174896, 130.8399267416892
撮影地よもやま話
背景の吊り橋は、1962年の開通当時に東洋一の長さを誇った「若戸大橋」で、2022年には国の重要文化財に指定されています。
元々は有料道路で、かつての道路公社が作成したパンフレットを北九州市のWebサイトで見ることができます。
撮影後記
今は廃止されてしまった「大牟田貨物」を牽く銀釜です。
黒崎から先の時間が調べきれず、とりあえず現地に向かい、いつくるともわからない列車を待ち続けました。この日はとても風が強く、寒さに震えながら2時間ほど耐えた末にようやく撮影できた、思い入れのある写真です。