雪降る難所にDF200形プッシュプルの「たまねぎ列車」が挑みます。
ギャラリー
移ろい
ゆっくりとゆっくりと、雪を踏み締めるように登ってきます。
エンジンの轟音と汽笛を響かせ、通り過ぎて行きました。
車両
この日の主役、ノースレインボーエクスプレス「流氷特急オホーツクの風」もやってきました。
ノースレインボーエクスプレスも玉ねぎ列車も臨時列車で、定期列車としてはキハ183系「オホーツク」「大雪」と、キハ40系やキハ54形の普通列車・快速列車が走っている区間です。
キハ183系は今月のダイヤ改正で勇退の予定となっており、キハ283系に後を託します。
同じ場所で
他の季節に
夏の夕暮れの風景です。
さらに暮れていった時間の風景です。
撮影情報
日時・場所
2022年11月中旬の8時頃と14時頃に北海道紋別郡遠軽町にて撮影しました。
撮影した場所 (撮影地)
北海道旅客鉄道 石北本線 生田原→西留辺蘂 間の石北本線146キロポスト付近です。
有名な撮影地で、諸先輩方より「生田原方からダートを走り、渡った踏切から数えて3回目に線路に近づくところ」と教えていただきました。
43.85046414682145, 143.54547608754473
手前の踏切あたりに、「毎年12月1日から3月31日まではこの先除雪しない」といった旨の案内がありましたので、冬季の訪問には気をつけた方が良さそうです。
撮影の様子
夏に訪問した際の状況です。
数年前に木々が伐採されたようですが、その後に植えられた木々が少しずつ大きくなってきています。ベストポジションは限られるかもしれませんが、構図の工夫のしがいがあるとも言えます。
撮影後記
「雪にはまだ早いだろう」と、枯れ木枯れ草の風景を覚悟して訪問しましたが、幸運なことに前夜からの雪が雰囲気を添えてくれました。
かねてから撮りたかった、玉ねぎ列車とノースレインボーエクスプレス。雪模様のこの場所で撮影できて、本当に良かったです。