高架の渋谷駅を発車するとともに入ったトンネルを出て、踏切を渡ればすぐに神泉駅。そんな神泉駅はホームの半分がトンネルの中にあります。トンネルからトンネルへ、一瞬の光の中を列車が通過します。
ギャラリー
移ろい
トンネルの狭間で微妙な陰影が表情を作ります
渋谷駅へと向かう上り列車
構図
車両
他路線との直通運転もされておらず、井の頭線の車両は全てこの1000系で統一されていますが、塗装は7色のバリエーションがあります。うち1編成はレインボーカラーの特別ラッピング車両として運行されています。一つの形式で統一された路線ながら、華やかな雰囲気です。
同じ場所で
別の方向を
出発した下り列車が神泉トンネルへと吸い込まれていきます。
視点を変えて
渋谷トンネルから飛び出た列車が踏切を通過します。
上り列車が停車します。
撮影情報
日時・場所
2023年12月上旬の7時〜8時頃に東京都渋谷区で撮影しました。
撮影した場所 (撮影地)
京王電鉄 井の頭線 神泉駅の吉祥寺方面2番ホームです。
35.65723066111669, 139.6937514211707
撮影地周辺の状況
ホーム中ほどから望遠レンズで撮影しました。
下り方面ではありますが、平日朝ラッシュの時間帯は乗車する方がそこそこいらっしゃいました。始発駅から1駅目、数百mの距離ですが堅調な需要を感じました。
撮影地よもやま話
神泉駅では2024年2月からホームドアの使用を開始するとの案内が発表されました。
設置工事は1ヶ月とのことで、もうすぐホームを入れて撮影する構図は取れなくなるでしょう。
撮影後記
望遠構図ですがシャッター速度を稼ぎたく、Eマウントで販売されていないSIGMA120-300mm F2.8 DG HSMのレンズを、マウントアダプタを介して使い撮影しました。Eマウントのネイティブではないからか、どうもピントや手ブレ補正の動作が安定せず、少々残念な結果となりました。