東京メトロ銀座線 再開発を行く 〜夜〜

Urban-Night

解体が進む東急百貨店。その中には数年前まで銀座線の渋谷駅がありました。「渋谷駅」を出た回送列車がかつての駅を通り過ぎ、ゆっくりと今宵の泊地へと入庫します。

渋谷駅を出て上野検車区渋谷分室のあるマークシティへと向かう1000系
SONY α9 + SEL35F18F f2.0 1/200s

ギャラリー

移ろい

渋谷駅を出て上野検車区渋谷分室のあるマークシティへと向かう1000系
SONY α9 + SEL35F18F f2.0 1/200s

構図

渋谷駅を出て上野検車区渋谷分室のあるマークシティへと向かう1000系
SONY α9 + TAMRON A046 E 17-28mm F2.8 f2.8 1/80s

撮影情報

同じ場所で

違う時間に

夕陽に照らされ仕事に向かう銀座線の風景です。

日時・場所

2023年11月上旬の19時頃に東京都渋谷区で撮影しました。

撮影した場所 (撮影地)

東京地下鉄 銀座線 渋谷駅のさらに西側に立つ「渋谷フクラス」の17Fにある、屋外展望デッキ「SHIBU NIWA」です。

35.65783082673302, 139.70040543714637

撮影地よもやま話

撮影場所の「SHIBU NIWA」は2019年12月にオープン。その直後の2020年1月に、銀座線の渋谷駅は東急百貨店東横店の建物の中から、明治通り上の現在の位置へとプラットホームを移しました。

そこから百貨店の解体が進み、このように線路を見渡せるようになりました。再開発が進み新たな建物ができれば、いずれこの風景は見られなくなることでしょう。

かつての渋谷駅時代は、到着した銀座線の列車は全てマークシティの中の留置線に一旦引き上げ、折り返して浅草方面へのホームに入線する運用となっていました。現在では渋谷駅で直接折り返すようになり、渋谷駅の西側を銀座線の列車が走る風景自体も珍しいものとなりました。

撮影後記

遠くまで広がる東京の街、目の前の高層ビル、脇を掠める首都高、見え隠れする山手線と埼京線、そしてゆっくりと進む無人の銀座線。この風景は夜がよく似合います。

明るい街と再開発現場の暗さがカメラ泣かせですが、とても気に入っている風景です。感度とダイナミックレンジに優れた機材で、もういちど撮影に挑戦してみたいと思っています。

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